謹んで初春のお慶びを申し上げます
この地域の障害福祉を取り巻く環境は、近年劇的に変化しています。
障害児通所支援施設・障害福祉サービス事業所は急速に増加し、利用者の皆さんにとってはようやく複数の中から選択できる環境になってきました。
その分、さんかく(児童発達支援・放課後等デイサービス)や放課後児童クラブゆうでは、それぞれの質を向上しつつ自分達の特色を生かすことで、利用者の皆さんに選んでいただけるようより一層努力が必要になっています。
選択肢が増えたとはいえ、地域の中で安心できる環境が整ったとは言えません。
不安や困りごとは、ほっとスペース(おやCAFE・ぴあCAFE)に来られる皆さんからも語られます。
この地域での安心を作り出すためには、事業所間や地域の一人ひとりとの繋がりを深めていくことがますます必要になるでしょう。
昨年4月、障害者差別解消法(内閣府サイトへリンク)が施行され、合理的配慮という概念が登場しました。
平成29年度中(平成30年3月末まで)には、地域生活支援拠点という仕組みが鳥栖・三養基圏域では動き始める予定です。
世の中の変化を追い風に、この地域をより良い方向に進めていけるよう、私達にできることを精一杯頑張っていく年にしたいと思います。
まだまだ少ない人数と資金で運営していますので、会員として一緒に支えていただける方、事業面や広報面をサポートいただけるボランティアなど、応援をよろしくお願いします。
また、さんかくや放課後児童クラブゆうではスタッフ(正社員・パート)を募集していますので、興味のある方はご一報下さい。
最後になりましたが、この新しい年がより良い年となるよう心より祈念いたします。
皆さま、本年もよろしくお願いいたします。
平成29年 元旦
しょうがい生活支援の会すみか
代表理事 芹田 洋志