もう日付が変わってしまいましたが、3/9は鳥栖市障害者理解促進事業でした。
まず13:30からは、実行委員会と鳥栖市手をつなぐ育成会の共催事業である『可能性を拡げるまちづくり~障害の視点から~』
何と300名以上のお客様にお越しいただくことができました。
写真はオープニングの若木太鼓を準備している様子ですが、本番では迫力の演奏を披露していただきました。
第1部の対談では、橋本市長の伯父様の話に心打たれたり、北岡さんが紹介されたアール・ブリュットの作品の数々に驚嘆と感動のため息が漏れたり、会場全体に大きなインパクトがもたらされたあっという間の1時間でした。
第2部のドキュメンタリー映画「オハイエ!」では、個性的で魅力溢れるアーティストがたくさん出てきて、終わった後も【よかった】【感動した】という感想をたくさんいただきました。
そして17:00からは、鳥栖市主催、すみか運営の『障がいのある人とのこれまでのこと、これからのこと』
北岡さんには、第1部では十分に語りきれなかったアール・ブリュットの苦労や感動をお話しいただきました。
また、佐賀県特別アドバイザーであり昨日まで研修の講師として佐賀にお越しだった牛谷正人さん(オープンスペースれがーと施設長)に急遽登壇していただきました。
成年後見制度をご本人が悪徳商法や詐欺に遭わないようにしたり福祉サービス契約のためという保護のためではなく、作家として著作権などの権利を護ったり美術館との契約をするなど可能性を広げるために活用するという、目から鱗が落ちるような話を聞くこともできました。
参加者は27名、ほとんどが午後からの対談と映画もご覧になった方で、本当に長時間のご参加に感謝です。
この一日をきっかけに、鳥栖にも障がいのある人のアートで活躍する人が現れたり、とっておきの音楽祭やアール・ブリュット展が行われるような文化のまちへと発展していくことを願っています。